缶バッチの歴史をたどってみたい
今や子供から大人まで幅広い年齢層の人達に使われている人気の缶バッチですが、このルーツは?なんて考える人はあまりいないでしょう。
ここでは、この人気グッズの歴史をぜひたどってみたいと思います。
缶バッチはアメリカが発祥地であり、元々は政治的キャンペーンや選挙活動で利用されていました。
1789年にアメリカのジョージワシントンの支持者によって作られましたので、もう200年以上の歴史があります。
当時のデザインは今のとは違っていて、裏側に服に縫いつける穴足が取り付けられていました。
飾りボタンと同じイメージです。
またコインのような形で上に穴が空いていて、そこに紐を通して首からぶら下げるペンダントの様な使い方もされていました。
ここに初めて写真を取り入れられたのは、1860年のリンカーンの政治キャンペーンの活動に使う為でした。
金属ボタンに文字を掘ったり写真を入れるというのは、当時大変画期的でしたが、この後1896年にやっと現在の形が出来上がりました。
写真を乗せて、保護する為の透明なセルロイドのフィルムを重ねて作るというものです。
セルロイドのフィルムを貼ることで傷つきやすい写真を保護できることから、アメリカで特許取得されました。
現在では引火しやすいセルロイドではなく、PET素材を使っています。
その後さらにバッチの裏にワイヤーのピンを付けることで簡単に衣服に装着でき、これも特許が取得されました。
この頃アメリカでは主に選挙運動に使う目的で広まっていましたが、その後多くの場所でさまざまな用途で利用されることとなり、オリジナルなお気に入りグッズとしてたくさんの人に親しまれ愛されています。